Serial ATA
Serial ATAの特徴は、ダイレクトアタッチストレージ環境でのデータ処理を必要とするアプリケーションに適した機能と、シリアル通信であることによる高速通信を可能にしています。転送データ量の増加、ハードディスクの大容量化に伴い、高速にデータ処理可能なSerial ATAの設計開発が、多くのメーカーで取り組まれています。しかしながら、内部での転送が”FIS”と呼ばれるパケット単位での転送であること、コード変換されたデータであること、シリアル信号であることなど、設計回路の検証、デバッグは容易ではなく、検証には膨大な時間が費やされているのが現状です。
Vtechでは、RTLレベルの検証において、各内部レイヤ間の転送データ解読、ステート状態の監視などのノウハウを持ち、詳細なブロック単位での検証、デバッグを可能にし、検証期間の効率向上と質の高い検証を実現しています。